トップメッセージ

全ての医療従事者に伝えたい。
在宅医療はセカンドキャリアでなく、ひとつの分野であるということを。

日本は世界で類を見ないスピードで超高齢化社会を迎えており、従来の“病院で治療する”から“地域で治し、支える”へと転換しつつあります。その中で在宅医療・介護は、地域包括ケアシステムの重要なポジションにあり、必ずしもセカンドキャリアとしての位置付けではないと考えています。

在宅医療・介護の現場では、自身の専門的な疾患・状態だけではなく、管理栄養学、リハビリテーション学、歯科・口腔衛生、緩和ケア等に関わることも大切です。そしてそれらは、患者や家族、地域社会を含めたフラットなチームを構築し、そのチームの中で一人の患者さんを支えることが必要となります。

ひとつの分野として「在宅医療」から学びを得ることは、非常に多くあります。ぜひ新しいプロフェッションとして在宅医療を選択して欲しいと思います。

医療法人真成会 理事長
屋宜 亮兵

略歴

平成18年 国立大学法人 琉球大学 医学部医学科 卒業
平成18年 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 臨床研修
平成20年 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 救急専従医
平成24年 社会医療法人仁愛会 浦添総合病院 救急総合診療部
平成28年 ゆずりは訪問診療所 開設
平成30年 医療法人真成会 理事長就任
令和4年 医療法人育泉会 理事長就任

資格一覧

平成24年 日本救急医学会 救急専門医
平成25年 日本内科学会 認定内科医
令和4年 日本在宅医療連合学会 在宅医療専門医・認定指導医