第24回沖縄呼吸療法研究会にて講演を行いました

「在宅でのNPPV導入の実際」をテーマに講演

当法人理事長の屋宜亮兵先生が、「第24回沖縄呼吸療法研究会」にて講演を行いました。今回のテーマは『在宅でのNPPV導入の実際』。在宅医療の最前線で日々実践している経験をもとに、具体的な症例を交えながら発表しました。

NPPV(Non-invasive Positive Pressure Ventilation:非侵襲的陽圧換気療法)とは、マスクを介して人工呼吸を行う治療法です。気管挿管や気管切開を必要としないため、患者様の負担が少なく、在宅での導入・管理が可能であることが大きな特長です。

在宅NPPVがもたらすメリット

高齢の患者様にとって、入院による身体機能の低下や認知機能への影響は深刻な問題です。在宅でNPPVを導入することで、住み慣れた環境で治療を受けながら日常生活を維持できるため、生活の質の向上や再入院リスクの軽減が期待できます。

講演では、実際に在宅でNPPVを導入した患者様の経過を紹介しながら、導入前のアセスメント・機器選定・ご家族への説明と教育・フォローアップ体制など、実践的なポイントを共有しました。

「地域完結型」の医療を実現するために

在宅でのNPPV導入を成功させるためには、医師だけでなく看護師・臨床工学技士・理学療法士・訪問看護師など、多職種が密に連携することが不可欠です。また、24時間対応の緊急体制や、ご家族への丁寧なサポートも重要な要素となります。

「地域完結型」の医療――患者様が住み慣れた地域で、必要な医療を切れ目なく受けられる体制づくりは、当法人が設立以来大切にしてきた理念です。今回の研究会での学びを活かし、今後もより質の高い在宅医療の実践に取り組んでまいります。

講演会場の様子

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